オンカジのブラックジャックで期待値が100%を超える”カウンティング”とは

突然ですが、皆さんはブラックジャックの「賭け方」、”カウンティング”についてご存知ですか?

キャラクターAキャラクターA

んなもん…テキトーでいいんじゃねえのか…?

キャラクターBキャラクターB

まるでダメ…!へたっぴさ…!攻略法くらい使わないと…

ブラックジャックには、それを知っているか知らないかで大きく勝敗に差が出るような……
ある有名な攻略法があります。

それはカウンティングです。

知ってる人からしてみると、何をいまさら…と思うような基礎知識ですね。

とはいえ、これからオンラインカジノを始める人が知っておいた方がいい戦略だといえるでしょう。

今回はブラックジャックの期待値を100%越えにする「カウンティング」「ベーシックストラテジー」についてお話していきます。

BJをプレイする大前提の”ベーシックストラテジー”

カウンティングについて説明する前に、オンラインカジノのブラックジャックをプレイする上で“必須”ともいえる「ベーシックストラテジー」について解説したいと思います。

キャラクターAキャラクターA

なんか難しそうだぞ…

そんなに難しいものでもありません。

ものすごく簡単に説明すると……「ヒット・スタンド・ダブルダウン・スプリット」のいずれを選択すればいいかをまとめたマニュアルのようなものです。

ベーシックストラテジー

プレイヤーのカードの合計やディーラーのカードから次にとるべき最も勝率が高い行動(ヒット・スタンド・ダブルダウン・スプリット)を計算してまとめた表のことです。

ブラックジャックの基礎的な戦略の一つで、なかには表を販売しているようなランドカジノもあります。

こちらがベーシックストラテジーの表になります。

プレイヤー側 ディーラーカード
2 3 4 5 6 7 8 9 10 A
8以下 H H H H H H H H H H
9 H D D D D H H H H H
10 D D D D D D D D H H
11 D D D D D D D D D H
12 H H S S S H H H H H
13 S S S S S H H H H H
14 S S S S S H H H H H
15 S S S S S H H H H H
16 S S S S S H H H H H
17以上 S S S S S S S S S S

Hがヒット、Sがスタンド、Dがダブルダウンです。

(緑のHはサレンダーがある場合はそっちの方がいい、という意味です)

またこちらは同じカードが出た場合の表。

Pはスプリットです。

プレイヤー側 ディーラーカード
2 3 4 5 6 7 8 9 10 A
2・2 P P P P P P H H H H
3・3 P P P P P P H H H H
4・4 H H H H H H H H H H
5・5 D D D D D D D D H H
6・6 P P P P P H H H H H
7・7 P P P P P P H H H H
8・8 P P P P P P P P P P
9・9 P P P P P S P P S S
10・10 S S S S S S S S S S
A・A P P P P P P P P P P

そしてこちらは、Aを11とみなした場合の表になります。

プレイヤー側 ディーラーカード
2 3 4 5 6 7 8 9 10 A
A・2 H H H D D H H H H H
A・3 H H H D D H H H H H
A・4 H H D D D H H H H H
A・5 H H D D D H H H H H
A・6 H D D D D H H H H H
A・7 S D D D D S S H H H
A・8 S S S S S S S S S S

ベーシックストラテジーは禁止されているわけではないので、基本的には見ながらベットするのがおすすめです。

キャラクターAキャラクターA

このベーシックストラテジーってのに従ったら勝てるわけだな…?

絶対にとは言い切れませんが、表を参考にするだけで還元率が99.5%まで上がるとされています。

キャラクターAキャラクターA

100は越えないんだな…

これでも還元率は100%を越えません。

つまりは最終的にはカジノ側の儲けになるということです。

しかしこのベーシックストラテジーを踏まえたうえである攻略法を使えば期待値が100を越えることになります。

その攻略法が「カウンティング」です。

オンカジのブラックジャックで使える”カウンティング”とは?

さて、いよいよ「カウンティング」の話題です。

そもそもカウンティングとはなんなのでしょうか?

カウンティングはその名の通り、カードをカウントするという戦略です。

ブラックジャックでは場に出たカードを記録することで、シューの中に残っているカードを予測することができます。

キャラクターAキャラクターA

どのカードを予想すればいいんだ…?

ここでブラックジャックの基本ルールについてちょっとおさらいしておきましょう。

ブラックジャックでは…

「10・J・Q・K」がすべて「10」扱いになります。

「A」「11」「1」を選ぶことができます。

プレイヤーにとっては、シューの中に「10・J・Q・K」と「A」が残っていたほうが有利になります。

なので、これらのカードがシューのなかにどれだけ残っているかを予想するのがカウンティングの基本です。

カードカウンティング
まずカードを「大」・「小」・「中」の3タイプに分類します。
「10・J・Q・K」&「A」⇒大
「7・8・9」⇒中
「2・3・4・5・6」⇒小
そして、カードを大まかにカウントします。
「大」のカードが出たら「-1」
「中」のカードが出たら「0」
「小」のカードが出たら「+1」
と自分も含むすべてのプレイヤーのカードを瞬時に計算…。
するとシューの中にあるカードが予想できるという理屈です。
「+」が多い(とくに2以上の)とき、プレイヤーにとって有利になるので、勝てる可能性が大幅に上がります。

またここにはデック(カードの枚数)も関係しています。

たとえば残り3デック(目測でOK)のとき、カウントの数字が「+6」だったとした場合。

トゥルーカウント(カウントの値をデック数で割ったもの)は「+2」になります。

同じようにカウント大きい数字が出ても、残りカード数によっては不利になるので注意が必要です。

POINT

「カウンティングで出た数字」と「おおよそのデック数」を照らし合わせてトゥルーカウントが「+2」以上の時に勝負をかけるのが、最も勝率の高い賭け方です。

キャラクターAキャラクターA

そんなすぐに計算できるんか…

まあ、ぶっちゃけちょっと難しいですね。

というのも、やはり記憶力と瞬時に計算する能力が必要になるからです。

カウンティングはいろんな意味で難しい

先ほどカードカウンティングは難しいと書きましたが、一体なぜ難しいのでしょうか?

禁止されている?

まずなにが難しいといっても、いくつかのオンラインカジノにおいてカードカウンティングは禁止されています。

キャラクターAキャラクターA

ダメじゃん

たとえばベラジョンがまだDumarcaによって運営されていたころは、明確にカードのカウンティングを禁止する項目がありました。

今は規約に書かれていませんが、それでも注意する必要はあります。

またいくつものランドカジノでカウンティングがバレた時点で「出入り禁止」というルールを課しています。

オンライン・リアル問わず、カジノ側はカウンティングに厳しいのが現状です。

デック数が多い

さらに、最近はカウンティング防止のため、デックス数を増やしているオンカジが多いです。

たとえば実際にライブカジノをプレイしてみても、8デックからスタートして、4デックまでしか配ってくれないようなテーブルが結構な割合を占めます。

あと、1ラウンドが終わるごとにカードをシャッフルされてしまうライブカジノも少なくありません。

要するに、カウントしてもほとんど、もしくは全く意味がない場合が多々あるのです。

以上のことから、カウンティングを実践で使うのは非常に難しいということがわかります。

それでも、使える場合もある

難しいですが、使えないわけではありません。

バレないように勝負でき、また「カウンティングを禁止する項目」が利用規約に含まれていないオンカジであれば、使用できます。

カジ旅なんかは残りデックス数が少なくなるまでカードを配ってくれるライブブラックジャックがあり、またカウンティングも禁止されていない(要確認)ので、おすすめです。